展望台2階展示開始しました。「#Space and Rest 2020 宙と休息2020」 KAORU HIRONAKA

『#Space and Rest 2020 宙と休息2020』

 ポートタワー制作のタイトルは「#Space and Rest 2020 宙と休息2020」。

 コロナ支配のニューノーマル世界から、逃げ切り、塔に駆け込んだ。港の午後、空の天辺から海上へ傾きかけた太陽からの放つ光を浴びる。

 光の効用、防御感や不穏感が払拭され、塔フロアの中は外と隔離されたシェルターというより、レトロ建築空間が内包する、あたたか温室的な基地空間に浸る。

ゆっくり昼寝し眠っていたいし妄想も良い。港に降り注ぐ太陽光線支配の温室時間。  

外の世界から逃げ出して、自分内の心象風景に行き来しながらsite - specific drawing、全てが昇華される線を現わし引いていきたい。

 神戸へ来て10年。以前は「横浜ポートサイド地区」横浜港に面した高層ビル21階に10年暮らしていました。

 ポートタワーに登ると、高所生息時の身体感覚が蘇り、まさに此の高さ(地上79M) に目覚める感覚/港・地上・水平線の見え方・浮遊感は、我が家のようにとても懐かい。以前と異なるのは、ずっと春から外出自粛過ぎて、ネットに依存し過ぎ、此処はガラスに囲まれ防壁サイバー空間のようでもあること。

 タワーのレトロ建築空間は、現代建築と異なり優しく温かく人間を内包してくれる。withコロナ対策で出現した、マスク・フェイスシールドへのファッション同様に、外部と遮断する防壁(ポートタワーフロアガラス)へ色形模様を置くこと、外部と内部を隔てて、何か「楽しい気持ち」や「安らぐ形(休息風景)を出現させること」は、現代的モチーフとしての膜(または、ガラスへ)の興味と必然性を想います。

 太陽の光と共存を図る生物となって、この「隔離されたスペース感、超宇宙」を楽しみ浮遊するイメージへ。遠くを眺めて地上を見下し、天に近く神々しく生命感に包まれる。自分の存在を肯定したい領域に或る感覚。

 そしてリアルに、レトロ建築の物質感と空気はあまりに時間感覚がズラされ居心地良い。基地感覚でゆっくり安堵感の元、site - specific drawing/空間へ外と心象風景の境界線(間)となる線を引き、Bricolage/日常廃材モノをレイヤー的に重ね置く。一生命を超えて、時空に溶け込む術として、休息風景を形成していきたいと計画しています。

協賛; ターナー色彩


 KAORU HIRONAKA Profile

多摩美術大学 絵画科油画専攻卒業。神戸芸術工科大学准教授。TIS会員。

 鎌倉と神戸北野、2アトリエを拠点にして制作している。平面(雑誌・広告・書籍・CDほか)立体、CG制作、タイトルロゴ、キャラクター制作/舞台撮影美術、壁画、ライブペイント制作、国内外での展覧会など、ジャンルを問わず多種多様なメディアにてアートワークを展開。展覧会企画ワークショップ等、幅広く活動中。

http://kaoruhironaka.com

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